発電所でなく節電所の時代がやってきた [政治・選挙]
「節電」というと我慢するイメージの強い日本。長谷川さんは集会の中で必ず「節電所」という言葉を使う。原発をなくし持続可能な社会をつくるための個人個人の発想が「発電所」から「節電所」に移行することで効率的なエネルギーを使うことになるというのだ。
「原発や石炭火力のような環境破壊的な発電所を建てて湯水のように電気を使う時代は終わりました。節電所とは、効率的にエネルギーを利用する様々なシステム技術の総称なんです」。・
例えば
○こまめに電気を切る。これが家でできる節電所の第1号となります。
○古くなった冷蔵庫やエアコンなどを省エネ型に変え、白熱電球をLEDにする。これが節電所の第2号。
○スマートメーターを導入して電気代の高い、お昼の電力ピーク時の消費量を夜間にシフトさせる。これが第3号節電所。
こういうことで大口の工場やビルに対しては電気の足りない時間帯に電力会社がお金を払って需要を抑えてもらう「需要的応答契約」と呼びますが。電力の自由化されればこういった仕組みはもっと広く普及できるのです。
アメリカでは節電所によって原発50基分がまかなわれているということも事実としてあるのです。